ソメイヨシノが大方散る近くの公園に一本の里桜が満開。白とピンクの房が鈴のように垂れ下がりゆれて、奈良時代天皇の身の回りに集められた美人、采女(うねめ)達のようです。木の周りを角度を変えつつ仰いで、見飽きません。
ぼたん桜とも言うらしいです。思い出すのは杉田久女の句です。
♪風に落つ楊貴妃桜房のまゝ
♪谺(こだま)して山ほととぎすほしいまゝ
彼女は高浜虚子に破門された俳人です。
ぼたん桜とも言うらしいです。思い出すのは杉田久女の句です。
♪風に落つ楊貴妃桜房のまゝ
♪谺(こだま)して山ほととぎすほしいまゝ
彼女は高浜虚子に破門された俳人です。