四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

利便という暴力

2007-10-03 07:47:07 | 生かされて今日
 「虫の命もてあそぶかに様々の
           人にやさしい虫退治グッズ」  つくば市 潮田 清

産経新聞歌壇に載ったうたで、選者の小島ゆかりさんは「防御が過ぎて、命をもてあそぶ人間の残酷さにより敏感にならねば」とコメントされています。
 地球温暖化は我々人間オンリーのごう慢な暮し方の結果であり、小動物や植物や空や川、海や魚達、小鳥や虫たちへの「人間の暴力」の結果なのである。
 世界平和は人間対人間もあるが、人間対自然の調和も求めなければいけないのである。
快適な人間の暮らしは、自然への暴力の上にあることを自覚すべきだ。
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