四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

太宰府 福岡の旅(その5)

2007-11-01 16:59:58 | 生かされて今日
「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花
          あるじなしとて春な忘れそ」  菅原道真(すがわらのみちざね)

陰謀により九州太宰府へ左遷された道真公の和歌。「京都の屋敷の梅の木よ、主人が居ないからと云って花咲く春を忘れないでおくれ」
 その庭の梅ノ木は公を慕い、空を飛んで天満宮の「飛梅」となったそうです。タチバナの実もギッシリ稔って秋高しです。
学問の神さまですから、受験生のメッカとなって女子学生がたむろし合掌してます。捧げられた絵馬もギッシリ掛かります。中には大型の絵馬もあり、受験大学名が九つも記入されています。親御さんにとっては負担がたまりませんね。
我が息子も遅ればせながらお礼に拍手を打ちました。「太」宰府は地名で、「大」宰府は昔の役所名ですって。
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