四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

一月十七日

2008-01-18 07:47:45 | 生かされて今日
 17日は十三年前の阪神淡路震災の犠牲者、6434人の命日でした。当日私は岡山へ出張、羽田空港で見たTVに阪神高速が倒壊し戦場の如く炎上する街に驚愕しました。
600キロしか離れていないのに総理大臣の事態把握がトンチンカンだった記憶があります。被災の手記を見るとぞっとしますが、無力のようで自ら対応策を取ってはいません。
自分は大丈夫じぁないかと言う、甘い信仰が邪魔して他人事です。
 皇居では日本伝統の歌会始があり兼題は「火」でした。応募詩の内、私の特選は次の通り。あなたも好きな歌を選んでみて下さい。

♪一人見る花火はさびしいものだよと赴任の地から父は電話す  田中雅邦
♪田づくりも今宵かぎりと焼く藁の赤き火見つむ妻と並びて   中村正行
♪キャンドルに灯る火をみて涙ぐむ一人で開く誕生日会     上田奈緒
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