四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

三浦半島の大根

2008-01-22 05:11:06 | 生かされて今日
 三浦半島は対岸に見える千葉県房総半島と共に東京湾の先っぽで温暖な田舎です。最先端には北原白秋の詠った城ヶ島、マグロで有名な三崎港、黒船のペリーが上陸した久里浜があります。鎌倉時代には頼朝の有力御家人の三浦一族が治めていました。
 今は三浦大根が旬で、緑なす台地が海へ延びていました。寒のさなかで風は冷たいですが、大根の葉は元気一杯冬日を浴びてなびいています。なんと、早梅、イヌフグリやほとけのざが咲き出して春のはしりを楽しめます。
 138メートルの三浦富士山頂からは三原山の大島がのぞめます。三浦は首都圏のかくれた癒しの穴場です。

 ♪冬青菜水平線を上に置き  駿
 ♪台地一枚海へ向く冬青菜  駿
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