四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

鹿児島への旅 2.

2008-09-13 07:49:06 | 生かされて今日
 空港からバスで鹿児島市へ到着、秋の朝とは云えども朝日が射してくると痛い程です。
早速、城山の裏にあるお墓へ詣でます。わが祖父が柄杓の水が掛からない程高い立派な墓を建てています。並びには親戚の墓もあります。鹿児島はお墓を大切にする所でいずこもお花が絶えません。
 明治十年国内最後の反乱、西南戦争の導火線はここにあった陸軍火薬庫を西郷隆盛を敬愛する士族が襲撃する暴走から始まりました。西郷さんは遠く大隅半島の山で狩をしていたそうです。不本意ながら反乱の顔、シンボルにされてしまったようです。
反乱軍は熊本城を落せず、田原坂で政府軍に進撃を阻止され、ここ城山で壊滅しました。国賊となった西郷さんは流れ弾にあたり、別府晋介の介錯で自決されました。
 西郷さんは国民的英雄ですが、写真嫌いで一枚もないので上野の銅像は親戚の大山巌と西郷従道との合作で出来た由。奥さんが似ていないとつぶやいたそうです。鹿児島では明治の三傑(西郷・大久保・木戸)の切れ者、大久保利通は不人気です。私は尊敬しています。
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