大関藩の家老、浄法寺図書(兄500石、29才)の屋敷址は、黒羽(くろばね)城址に続く丘にあり、うす紅葉が覆う素晴らしい空間でした。
左に加藤楸邨の書になる『山も庭も動き入るるや夏座敷』の句碑が見えています。同行した曽良によると「山も庭に」となっています。
大歓待され兄の屋敷に8泊、弟宅(448石、28才)に5泊、合計13泊14日も滞在しました。兄弟は江戸で芭蕉翁に弟子入りしていたそうです。じっと佇むとふたりの師匠への思いが滲むあたたかい秋日和でした。あてどなき旅先で人情がしみたことでしょう。
左に加藤楸邨の書になる『山も庭も動き入るるや夏座敷』の句碑が見えています。同行した曽良によると「山も庭に」となっています。
大歓待され兄の屋敷に8泊、弟宅(448石、28才)に5泊、合計13泊14日も滞在しました。兄弟は江戸で芭蕉翁に弟子入りしていたそうです。じっと佇むとふたりの師匠への思いが滲むあたたかい秋日和でした。あてどなき旅先で人情がしみたことでしょう。