小春日和の師走の日曜日、杉並の立正佼成会法輪閣で雅楽の公演会が開かれました。中国から伝わった日本平安朝の宮廷のコンサート、宴席のショーなのでしょうか。出演者は職業とするプロではなく皆さん一般の会員さんで、佼成雅楽会としての無償奉仕です。かなりの年配者からうら若き女性まで、普段の精進の成果を披露されました。
西洋音楽に馴染んでしまった私には異質のスローテンポですが、天然の海や水、風や鳥の声に似て安らぎを与えてくれました。人間が自然の一部だという東洋の感覚、思想が紡ぎ出した音、リズム、服装、所作仕草、舞で堪能しました。
特に恐ろしい鬼の面が槍を持って勇壮にきらびやかに舞う舞楽は素晴らしいものでした。この雅楽が生まれた頃に、私の祖先はどうしていたのかなぁと空想して舞台を見つめました。私の細胞のDNAに居られる先祖が身を乗り出されている感じがしました。このせわしない師走の会場には横浜教会のご夫妻、和服の姉妹の仲間にも会いました。
日本の伝統文化が明治時代から軽んじられて、外国文明崇拝の風潮は困りものです。英語やフランス語が喋れても、日本文化や仏教の教えが話せないのは無教養に等しい。政治家、外交官やビジネスマンの指導者に、日本文化を誇れる教養、国への自信を期待します。
西洋音楽に馴染んでしまった私には異質のスローテンポですが、天然の海や水、風や鳥の声に似て安らぎを与えてくれました。人間が自然の一部だという東洋の感覚、思想が紡ぎ出した音、リズム、服装、所作仕草、舞で堪能しました。
特に恐ろしい鬼の面が槍を持って勇壮にきらびやかに舞う舞楽は素晴らしいものでした。この雅楽が生まれた頃に、私の祖先はどうしていたのかなぁと空想して舞台を見つめました。私の細胞のDNAに居られる先祖が身を乗り出されている感じがしました。このせわしない師走の会場には横浜教会のご夫妻、和服の姉妹の仲間にも会いました。
日本の伝統文化が明治時代から軽んじられて、外国文明崇拝の風潮は困りものです。英語やフランス語が喋れても、日本文化や仏教の教えが話せないのは無教養に等しい。政治家、外交官やビジネスマンの指導者に、日本文化を誇れる教養、国への自信を期待します。