四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

師走の句会

2011-12-18 17:55:23 | 俳句
 あかざ俳句会の師走句会は港の見える丘公園に近い神奈川近代文学館でひらかれました。冬日さんさんと降る暖かな一日で、しばらく体調を崩されていた方が、御主人さんの車で久しぶりに参加できて拍手に迎えられました。旦那さんのやさしさに感謝です。句会のあとは忘年会を横浜中華街で開催、元気で俳句を楽しめることをお互い様感謝して別れました。
 感銘句、高点句は次の通りです。

○重たさを腸に感ずる寒さかな   土太郎(旭川)
○曇天へいろ足す石蕗の花あかり  美津子
○柚子を煮る香り家中ふくらませ  恵美子
○凍雲や浅き呼吸の川原石     正浩

○骨だけの傘横たはる開戦日    駿
○加速する街のまたたきクリスマス 駿
○極月や耳に棲みつく発車ベル   邦彦
○木版のベタの擦りむら冬ざるる  邦彦
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