寒さのきびしいこの時節に4時起床し、5時に自宅を出て寒風の暗闇を駅まで歩き、横浜普門館で早朝6時からの「法華三部経」の読誦に参加しています。大寒の20日から27日までの8日間で425ページある三部経を読破します。
最も短い日は36分、最大に長いと95分の読経です。仕事の有る方は途中退席して職場へ向かうのです。今朝はスタートして5日目で疲労と眠気が溜まって来ました。寒稽古ですから理屈はありませんが、非合理な世界を体感する恒例行事です。
法華経には釈尊の私たち凡夫への慈悲が繰り返し述べられています。こんなボンクラな私でも釈尊と同じ至高の尊さが本質なのです。本質は仏性なのですが、現実のわが姿は、愚かで罪深いのでそのギャップがなかなか卑屈根性を根絶やしに出来ません。
わたしたちは在家仏教教団ですから、聖壇上での導師、脇導師、鐘、木鉦など全て素人の在家信者です。