四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

初詣に長蛇の列が

2013-01-02 07:41:51 | 生かされて今日

 新年明けましておめでとうございます。皆さまにはいがか元旦をお過ごしでしょうか。早朝6時に立正佼成会横浜教会で法華経を読誦しました。今年は関東大震災や太平洋戦争突入の年回りだそうで、「初心に立ち返る」ようにと椎名教会長が説かれました。

 着ぶくれには汗のにじむ横浜の元旦びよりに、昼からカメラ片手に歩いて古墳時代からの霊地を誇る瀬戸神社に向かいました。今では江戸時代から埋め立てられて京急金沢文庫駅や横浜市大、市立金沢高校、ダイエーなどある入海があったのです。東京湾と入海とをつなぐ狭い急流の際には海神をまつる霊地があり、源頼朝が伊豆三島明神を勧請したそうです。国道26号線をまたぐ神社の前には妻の北条政子が琵琶湖の竹生島弁財天から勧請した琵琶島神社があり、頼朝がミソギのために裸になった際服を掛けたという石が「福石」と呼ばれてすえられております。

国道26号線に沿ってながながと参拝する善男善女の列ができています。日本人は信仰に無関心な民族と世界からやゆされていますがそうでもないのではないでしょうか。あらゆるものに神が宿るというオリジナルな神道(しんとう)に、奈良時代に伝播して来た仏教が結びつきました。神仏混淆が日本人の血肉なのです。IPS細胞の山中伸弥教授を生み出した誇り高きやまとの国です。

私はドライなので列には並ばず、社殿の見えるところで合掌して通りすぎました。本来なら三拍ですよね。Never MINd!

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