四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

お釈迦様の誕生日

2007-04-07 13:51:20 | 生かされて今日
 釈尊のお誕生日は四月八日とされ、花祭り又は潅仏会(かんぶつえ)と言います。今年は選挙の投票日となったために、前倒しで開催するお寺が多いようです。
金沢区仏教会と釈尊讃仰会(しゃくそんさんごうかい)主催の花祭りへ自転車を飛ばしました。
 きらびやかな衣装の稚児さんが67人、子供達のマーチバンドを先頭に行進。爺婆や若い両親兄弟達がうれしそうに連れ添います。手にはたてまつるチューリップの花。
子供達には平和な釈尊の教えにふさわしい輝きが発散していました。
 帽子を脱いで私も甘茶をそそぎました。町の暮らしのお祭りに花祭りがなじんでいるのはうれしい。
 選挙に立候補の先生がたもチャッカリぬかずいて参列。握手作戦のせこい人も。お釈迦様も苦笑いしておられるでしょう。
釈尊の教えはシルロードから中国、朝鮮を経由、約1000年かかって日本へもたらされました。外来の宗教・仏教を聖徳太子のご英断で受け入れたのでした。
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さくら時

2007-04-06 06:54:39 | 歌の花束
 桜の咲く頃はあわただしい。私でさえ朝の桜は、夕方の花はどうなっている、あそこに咲く山桜は如何と、心が騒ぐものです。
美男子の誉れ高い、在原業平(ありはらのなりひら)の歌に、

♪世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし  古今集

本居宣長の歌
♪しきしまのやまと心を人問はば朝日に匂ふ山桜花

芭蕉翁
♪さまざまの事思ひ出す桜かな

富安風生
♪まさをなる空より枝垂桜かな


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横浜の四月

2007-04-02 07:52:05 | 生かされて今日
 今日から四月、日曜日の横浜や桜木町はラッシュ並みの賑わいです。さくらは満開、春爛漫のお天気に新年度入りもあり大変な人出です。横浜ベイスターズの巨人戦も某私立大学の入学式もあり、希望があふれる若葉の感じです。
知らぬ町に引っ越してきた新入社員や転勤転入の家族も多いことでしょう。
意にそまぬ単身赴任のおじさん達もいるでしょう。私は家族帯同で10回引越しをしました。同輩から「駿を単身赴任させる会」をと冷やかされ、妻や子供達には負担を掛けたと思います。ま、官費で見知らぬ町での暮らしを体験してもらえたと思っています。
希望の蔭に漠然たる不安もあるでしょうが、「GOOD LUCK」と声を掛けたいですね。
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