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と言っても寝ていたわけでなく、新しいパソコンと一緒に買い換えたプリンターを使ったことがなかったので、使い慣れるようにいろんなことをして試したり確かめたりした。
年賀状は前のパソコンが使えなくならない間に、極力簡単になだめなだめしながら印刷したので、自分の画像の取り入れさえしないもので、「愛想のない」年賀の挨拶になってしまった。
数年経つとこんなに使いやすく早く印刷できるものかと、感心と安心が折り交えた気持ちで、人にあげなければならないものなど、画像の整理も進んだ。
家族が動かないので、私の車は1番後ろに閉じ込められたままだったのも幸いと良い方に思い、相田みつをさんの言葉に励まされて「いまから ここから」何かを始めたような気がする。
夕方暗くなる前に雨戸を閉めるときの南の空は、さらに黒い雲が低く垂れ込めていた。