たぶん仏教的な深い意味が込められていると思うが、自分流に解釈して、「咲いていることがはかない」は人にとって「生きていることがはかない」。
そのはかなさゆえに、「今日の日」の「今」を精一杯大切に生きなけらばならないのだと、自分自身に言い聞かせて、碑と対座する。
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最後の大きい花びらは、暗红色の豪華に咲いていた頃の寒牡丹を、彷彿させる存在感のある花びらだった。
ぶらりといつか訪れたい。
石光寺の長い築地塀に沿って、山の方に向かって歩いた。
塀の尽きる所まで来て今来た道を振り返る。
そして回れ右をしたら二上山がすぐそこに。
こんな道を歩くのも良い。