カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

散り敷いて花びら  石光寺

2009年01月23日 | ☆ ふるさと・大和




散ることがはかないのでなく 咲いていることがはかないのである

この庭にある碑の中の好きな言葉である。
たぶん仏教的な深い意味が込められていると思うが、自分流に解釈して、「咲いていることがはかない」は人にとって「生きていることがはかない」。
そのはかなさゆえに、「今日の日」の「今」を精一杯大切に生きなけらばならないのだと、自分自身に言い聞かせて、碑と対座する。



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散り敷いて花びら
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咲いても、散っても、この庭を趣きあるものにしている、山茶花は地面に視点を変えると、美しく訴えてくる。
最後の大きい花びらは、暗红色の豪華に咲いていた頃の寒牡丹を、彷彿させる存在感のある花びらだった。




 

寒咲あやめ



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紅梅と白梅


 

ミツマタと水仙

花暦を見ると、二月から三月にかけて、早春の花が沢山見られそうだ。
ぶらりといつか訪れたい。


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マウスオン・ワンクリック 3画像

終わりに
石光寺の長い築地塀に沿って、山の方に向かって歩いた。
塀の尽きる所まで来て今来た道を振り返る。
そして回れ右をしたら二上山がすぐそこに。
こんな道を歩くのも良い。




コメント (10)
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