途中「大峯登山閉鎖中」の看板があって道路の半分にロープがあってあったが、勿論山の麓まで行く気だったので、車が通れる分ロープのないところを進んだ。
ここを初めて通ったのは、長野から来ていた弟に乗せてもらった時で、
「ここからは、女人禁制だ」と思って引き返したのもだったが、その後、
本当の結界門を教えてもらい何度もそこまで行って、信仰の山に入る人たちの後姿を見送ったことがある。
1台も駐車していない広々とした駐車場に停車した。
ここからの景色を見たかった目的が果たされた。
手前の山の間から姿を見せている大峯山が私の視界に入ったまま見えるように、2枚を撮って合成した。
山開けの日まで、人を寄せ付けない厳しい神宿る山と対面した感動の時だった。