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ここには、電車とバスを乗り継いで二度来たことがある。
先ず目に入ったのは、華やかなピンクの桜だった。
河津桜の満開の時と出会えた。
以前来た時、[ほころびを待つ」2006年2月25日は大体同じ頃だったが、このような開花の状態では全くなかった。
河津桜は、開花の時期が長く、ソメイヨシノのように短い満開の後、散ってしまうのでなく、花の終わりは葉が育ち花が落ちてしまうのだと、聞いたことがある。
よいほうに外れたお天気に感謝しながら、もし雨の中だったら園内の散策の楽しみは半減していただろうにと、植え込みの花の美しさを見ながら、暗闇の訪れを待った。