案内標識や、公式な案内図にもこの標識の「本薬師寺」が用いられています。
寺院跡の境内の北の塀際には、「元薬師寺」の石柱が立っています。
ホテイアオイの記事を書くとき、「元薬師寺跡」なのか「本薬師寺跡」なのか、気になってしまいます。
講堂跡の 礎石と庚申石仏などのある境内の中ほどに1本の百日紅が、さりげなく咲いていました。
ホテイアオイに目を奪われて、薄紫に酔いしれていても、赤い夏の花と少し秋めいた空と雲にも、心惹かれて「元薬師寺」か「本薬師寺」か、追求することを忘れてしまいました。
でも私は、「元薬師寺」であった場所という意味から「元」にこれからも拘っていきそうな気がします。
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