真っ青に澄み切った空に、ぽっかりと浮かんだ白い雲が、一足早い秋の訪れを感じさせてくれる、洞川龍泉寺の境内です。
大峯山に祈りの登山をする人たちは、山門をくぐって、みねいり橋を渡ってから、役行者さんの像の下で水行をして、身を清める姿を時には目にするのがここですが、正午近い時刻だったので、この日はどなたも、境内には見かけませんでした。
この日は水行をしている人を見かけませんでした。役行者様は静かな境内を見守っていらっしゃるようで、下界の暑さをしのげた1日を感謝してお詣りをしました。
帰途洞川を去る前に、虻トンネルの手前の観音峰登山口で一休みしました。
休憩所には下山してきたらしいグループの人たちが寛いでいました。
吊橋の中ほどまで行って山上川を見ますと、小石まで見える澄んだ流れの中に、たくさんの魚が泳いでいるのが見えました。川下の方の白い岩を縫って清流が涼やかに流れています。
長雨続きの間をうまく見つけて、久しぶりに行った洞川のごろごろ水の採水は、関西の軽井沢と言われる爽やかさを満喫できた日でした。