葛城市染野の石光寺に、今年も冬の風物詩・菰藁に囲まれた、寒牡丹に出会いに行ってきました。
中将姫伝説でも知られ染寺とも言われています。
ここ何年来毎年この時期には、藁囲いの中の愛しい彼女たちと出会う楽しみで、お寺にお参りし境内散策を半日くらいゆっくりゆっくりしていますので、その都度のブログUPに時には石光寺の縁起、中将姫伝説など、気ままに綴っています。
今回はそれらを省き、いきなり「いいお顔の花たち」との対面の笑顔をカメラに頂きました。
初めの3枚は華やかなピンクの花を咲かせた寒牡丹です。
3人姉妹ですね。今が1番綺麗な時でしょう。
明日ぐらいに開花するでしょう。可愛い蕾がいつかお姉さんのように咲きたいねと見守っています。
恥じらいがちにうつむいていますね。後ろには花芽が3つ見えています。今日出会えなくても何日か後に来た人との出会いがありますね。
今日の花と明日の花が違うように、今年の花と来年の花が違う感動を与えてくれますので、毎年出かけて会いに来るのです。
まあるくてボリュームのある美人姉妹です。
寒牡丹は葉は少しついているだけですし、色も緑色ではありません。冷たい冬の間も藁のマントを着せてもらってじっと美しく咲きながら、訪れる人に元気さの感動を与えてくれます。
人の手で温度管理をして貰って咲く冬牡丹との違いが、葉に見ることができます。
自然のままで咲く時期に咲くのが寒牡丹です。
ここからは、赤い色の花を集めました。
開花を待って菰藁の中で、何か言いたげにしているように見えます。
同じ赤の部類でも、光沢があって表面はビロウドのような、おしゃれなお嬢さんです。
開花した喜びを、天に、地に、カメラのレンズに、個々に伝えようとしているものと思いながら、見つめている私も彼女たちの喜びに頷きながら、見つめ合いました。
大家族です。少子高齢化の社会じゃなくて、兄弟姉妹の多くが賑やかに一つ屋根の下で、「花は咲く」の歌を境内から、当麻の里へ、そして二上山へと花たちのリズムを冬の風に載せて、今咲く喜びを歌っています。
元気も歌と共に頂けるでしょう。耳を澄ませて、そっと聴いてあげましょう。