ひたすらお食事中の羊さんは、何度カメラを向けても一度も顔を上げてくれませんでした。
般若寺の門前にある「植村牧場」に、目的地に着くとすぐ昼食の時間帯でした。
お腹を収めてからゆっくりお詣りして、境内の散策をした方がいいと思って、まずレストラン「いちづ」へ。
看板文字が好きで、いつもここに来たらまずこれを撮るのが定番です。
年の暮れの入院の後、食事には気を付けていますので、クリームコロッケをオーダーしました。もうお腹の方はすっかり良くなっていますが、退院時に言われた、食事はゆっくりとよく噛んでとの注意をしっかり守っていますので、人とお食事をするときは、とても時間がかかり気を使います。一人の時は咀嚼の数を心の中で数える習慣がついています。
食後外に出ますと牛舎の前の羊君は、藁をもぐもぐしています。
お食事前と同じように、それを見守る多くの人には目もくれないのは、空腹なのでなくて、恥ずかしがり屋さんだと思うことにしました。
植村さんでは、今年は未年なので、牛舎の前にサービス嬢的存在で繋いでいるのでしょうね。
牛舎の前の広場では、温かい日差しの中、外に出してもらった乳牛たちが、三々五々のんびり歩き回っていました。
乳牛は、カメラを向けますと目線がこちらに来ます。もう慣れっこになっているのでしょうね。
植村牧場さんのHPから
現在は30頭の牛を飼育し、一日1500本の低温殺菌牛乳を奈良一円の一般家庭に届けるほか、奈良ホテルやレストランに宅配。
ありがたいことに、週末には京都や大阪から保冷庫を抱えてやってくる人もいます。
機械化が進む中、私達は手作業で1本1本真心をこめて製品にしております。
ある意味では日本一遅れた牧場かもしれません。
コスモスの花の咲く頃に、般若寺へお詣りした時には、この植村牧場のソフトクリームが楽しみなお茶タイムになります。
とっても美味しいソフトクリームです。