道路を隔てて、小学校の後ろから頂上の見える畝傍山です。
藤原宮跡 立つ時どの季節であっても、この国原を囲むような三角形の位置にある、畝傍山・香久山・耳成山の
大和三山を、常に意識しながら季節ごとに宮跡に咲く花を眺めます。
『香具山は 畝傍惜(を)しと 耳成と 相争ひき
神代より かくにあるらし
いにしへも しかにあれこそ
うつせみも 妻を 争ふらしき 」
巻1-13 中大兄皇子(後の天智天皇)』
宮跡の周りの田畑や、家屋は、古代のままでなありませんが、厳として変わることなく、低い標高ながら、
万葉の昔のままのこの三山に、万葉歌と共にこよなく心を惹かれます。
セイタカアワダチソウの一番奥の山が耳成山です。
黄色い花を入れずにコスモスと耳成山だけを、撮りたかったのですが、
足元を気にしながらの撮影だったものですから、移動がうまくできなかたのです。
今度ここに来た時には、耳成山が綺麗に入るように撮りたいと思っています。
今コスモスの群生している位置から、1番綺麗に入るのは、この香久山です。
香久山の半分と柱列。
この度は香久山と秋桜の相性が良かったような気がします。
まだ遅蒔きのコスモスが咲く頃には、津がった撮影場所を見つけることにしたいと思います。