般若寺境内には、嘗てここを訪れた文人・歌人・俳人の詠んだ足跡を、眺めることができるので、とても好きです。
共有すると言ったようなそんな、おこがましいことは思いません。
ここで詠まれた雰囲気だけを、そっと自分で感じることができる幸せを噛みしめます。
その息使いがこの境内のあちこちにあるので、季節を変えても、幾度も幾度もここを訪れました。
年齢的にも無理かもしれないと思いながらも、今年もまた、水仙の花が咲いたとの報道に、
体調のいい日にお詣りしました。
まだ撮り残した石標があると思います。
きっとまたこの境内に立つことでしょう。