梅林散策の後、町屋の古民家を訪ねました。
門に一番近い鹿沼家に入りました。
鹿沼家では、竹のあんどん展のお知らせがありましたので、楽しみにしていました。
鹿沼家は米穀業をしていた古民家で、上は玄関に掛けられた暖簾です。
店の次の間には、懐かしい竈があります。
裏に出ると、井戸があります。
上から釣瓶でくみ上げる井戸です。
子供の頃にはこんな井戸を使っていました。
座敷には、美しいあんどんが点いていて、優しい灯りを畳に落としています。
この時期にこんなに美しいあんどんの灯りは、忘れられないおもてなしです。
手作りの細かな竹細工が、そこに貼られた和紙の柔らかさを通して、
古民家に相応しい、雰囲気を醸し出していました。