カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

金剛寺の花 ⑥ バイかウツギ

2020年05月16日 | 我が町

花園で今1番清楚で美しい花は、バイカウツギでした。

別名
 「卯の花」(うのはな)、
   卯月(旧暦4月)に
   咲くことから。
   「うつぎの花」の略とも。

 「雪見草」(ゆきみぐさ)。
   見た目が雪のよう。

ウツギを詠んだ句や和歌が沢山あります。

それだけ古来から日本人に愛されてきた花だと思います。

「卯の花も いまだ咲かねば ほととぎす 佐保の山辺に 来鳴(きな)きとよもす」
   万葉集 大伴家持

 「神まつる 卯月になれば 卯の花の 憂き言の葉の 数やまさらむ」

金槐和歌集 源実朝

 「卯の花を かざしに関の 晴れ着かな」
   河合曽良(かわいそら)

 「卯の花や 妹が垣根の はこべ草」
   与謝蕪村(よさぶそん)

 「押しあうて 又卯の花の 咲きこぼれ」
   正岡子規(まさおかしき)

 

ハコネウツギ

真っ白いバイカウツギの傍に、ピンクと白の花が一緒に咲いている、ハコネウツギも

ありました。

 

コメント (6)
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