この町の秋祭り2日目です。
昨日、御霊神社からお神輿で野原町から、吉野川を渡り、五條町の戎神社まで来られました。
戎神社が神様の昨夜のお旅所です。
一夜明けた快晴の秋空の下、今日は市内を巡行します。
重いお神輿を、神社の鳥居をくぐらせて出発するのが、一苦労です。
丁度その時私は、戎神社に到着して、出発前の神様に手を合わせることができました。
天平乙女たちは栗山家住宅の前でスタンバイしています。
氏子の皆さんによって運び出されたお神輿が、国道を少し南へ、そこから古い町並み建造物の残る、
新町通りへ向かっています。
巡行を前から写したくて先に新町通りへ行きますと、もう一人先にお迎えの人がいました。
お祭りの提燈が、この通りの町並みの軒ごとに吊るされていました。
昨夜は灯りがはいったのでしょうね。
新町通りへの信号ですが、行列が過ぎるまで、交通規制していました。
連子格子の美しい建物が続きます。
何代か続いている造り酒屋さんです。
歴史的な街並みに、天平乙女の歩みは似つかわしく綺麗です。
この町の高校生、中学生の、応募者がすっかり天平人になって、見送る人たちも
「綺麗やなぁ!」と言い交わしています。
続いて太鼓のリズミカルな音がして、お神輿の巡行を知らせます。
金色に輝く鳳凰が屋根に乗ったお神輿が、白い氏子装束来た人たちによって運ばれてきました。
後ろを行く小さい方の鳳輦は、所々で、「ワッショイ・ワッショイ・お神輿ワッショイ」と
声を揃えて持ち上げて揺すります。
台車がなく皆さんで、担いでいるので、さぞ重いことでしょう。
明日に続きます。
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