カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

お薬の町・高取の売薬さん家の土人形

2014年03月06日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

 

代々使われてきたお薬用の版木の珍しいこと。お商売の歴史がよく分かる展示物だ。 

 

この鎧は実際に使われてきたそうである。ご先祖様が、高取城のお侍だったのだろう。 

 

 

 

素朴な土人形が、豪華な段飾りの隅の方ににおかれていたのが目に入った。お話を聴いて、これこそこのお家のご先祖さんが脈々と今に繋いできた売薬さんの足跡のようなものだと思ったのは、私だけかもしれない。

この土人形に気がついて、お母さんに尋ねると、売薬に行った先々のお土産人形であることを話してくれた。真ん中の人形はどじょうすくい人形とのこと、旅先での家人への思いの篭ったお土産に思わず微笑みながら、雛巡りでのコミュニケーションが弾む。                                       8515

 

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2 コメント

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土人形 (ひまわり)
2014-03-07 20:01:27
今晩は~.

昔..昔..歴史が刻まれて.今の世に偲ばれる人形.
素朴な.土人形ですか.!.
此方では.富山の薬売りと言って.子供の頃ですが.
赤い箱を思い出します. ふうせんを貰った事も....

どじょうすくい人形.ユニークで楽しい.良く出来ていますね.
珍しい人形見せてもらいました。
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ひまわりさんへ (anikobe)
2014-03-07 21:36:56
こんばんは
コメンとありがとうございました。

今のように薬屋さんがなかった頃、定期的に置き薬やさんが廻って、使った分を補充して、家ではその置き薬が結構、健康を護っていてくれたようです。
ふうせんは子供へのプレゼントでした。富山の薬屋さんと同じようなシステムだったのですね。
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