
龍泉寺境内本堂の傍にあった杉の木である。
2枚目の画像にあるように、小枝もなくすっきりと上に伸びて、かなりの年月を経た杉だと思う。
よく見ると、かなり前に枝打ちされたような跡もあるけれど、そう遠くない日に、鉈が入ったような跡もある。
その木肌から新しい芽が、伸びてきている。
「すごい!」
思わず声を出した。
木を見上げるとこの下の部分だけでなく、すっくと伸びた幹のあちこちから新芽が出ているのだ。

見上げた上の部分が、伐ってあり、そこから伸びる幹も枝もない。
おかしな表現だが、「チョンギッタ」様な状態である。
後ろの木の葉は別の木である。
なぜ伐られたのか知る由もないが、見ているとこの木の命が芽吹いてくるエネルギーを、
地の下からもらっているのだと思いながら木を見上げた。

どうしてこのように「ちょんぎった」のでしょう。
なんだかとてもかわいそうな気がする。
ちょん切られる運命に負けないで杉の木は命を紡いでいるのですね。
上の方まで若い芽が出ていますね。
そうでないと、境内の木を伐る事などないと思うのです。
いずれにしても、根を下ろしている限り大地の恵みがあるのですね。
隣家との境に小さな杉の苗を数本植えたら、千年過ぎのように大きくなって、時々頂上を同じように切るのですが、おっしゃるように芽がでて、横にどんどん大きくなっていきます、
そういえば麻布の家でも35年位前、家を建てたとき、かっこいい杉の木があったのですが切り倒しました、植物の成長ははやいです。
朝ドラのゲゲゲの女房に嵌っています。
極貧の新婚時代から、やっと陽の目がでてきた夫婦です。
この杉の生命力に目を見張る思いがします。
人間も諦めたときが終わりです。
前を向いて歩いていきます。
木材については全く知識がないものですから、目の前で見つけた延びようとする命の躍動に感動しています。
杉の成長は早いのですね。
それも知らなかったです。
へたり込みそうな時もあるのが、普通の人間ですが、そこでどう踏ん張るかが、もっとも大事なのですね。
前向きに生きていく、今までも、そしてこれからも・・・
お互い良い日を重ねてまいりましょう。
杉の木のパワーをもらって。
とても感動します。
また新芽の色の美しいこと、木でさえ、動物の幼子のように可愛いものですね。
杉はよく目にしますよね。
でもこんな状態は初めてでしたので、tonaさんと同じような感動を覚え、思わずカメラに。
その後から、振り仰いだ空に向かう枝のない杉に、またまた感動しました。
暑い日が続きます。
十分ご自愛ください。
ありがとうございました。