カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

杉の命

2010年07月22日 | ☆ ふるさと・大和

命の息吹
龍泉寺境内本堂の傍にあった杉の木である。
2枚目の画像にあるように、小枝もなくすっきりと上に伸びて、かなりの年月を経た杉だと思う。
よく見ると、かなり前に枝打ちされたような跡もあるけれど、そう遠くない日に、鉈が入ったような跡もある。
その木肌から新しい芽が、伸びてきている。
「すごい!」
思わず声を出した。
木を見上げるとこの下の部分だけでなく、すっくと伸びた幹のあちこちから新芽が出ているのだ。



上はすっきり伐採されたスギ
見上げた上の部分が、伐ってあり、そこから伸びる幹も枝もない。
おかしな表現だが、「チョンギッタ」様な状態である。
後ろの木の葉は別の木である。

なぜ伐られたのか知る由もないが、見ているとこの木の命が芽吹いてくるエネルギーを、
地の下からもらっているのだと思いながら木を見上げた。

大沢~今市
コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (ぽん太)
2010-07-22 21:14:55
こんばんは
どうしてこのように「ちょんぎった」のでしょう。
なんだかとてもかわいそうな気がする。
ちょん切られる運命に負けないで杉の木は命を紡いでいるのですね。
上の方まで若い芽が出ていますね。
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ぽん太さんへ (anikobe)
2010-07-22 21:54:39
雷でも落ちたのかしらと想像したりしています。
そうでないと、境内の木を伐る事などないと思うのです。
いずれにしても、根を下ろしている限り大地の恵みがあるのですね。
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 (東京老人)
2010-07-23 06:57:30
厚木の家の南側、
隣家との境に小さな杉の苗を数本植えたら、千年過ぎのように大きくなって、時々頂上を同じように切るのですが、おっしゃるように芽がでて、横にどんどん大きくなっていきます、

そういえば麻布の家でも35年位前、家を建てたとき、かっこいい杉の木があったのですが切り倒しました、植物の成長ははやいです。

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素晴らしい生命力! (オヤジな私)
2010-07-23 09:57:44
おはようございます。

朝ドラのゲゲゲの女房に嵌っています。
極貧の新婚時代から、やっと陽の目がでてきた夫婦です。
この杉の生命力に目を見張る思いがします。

人間も諦めたときが終わりです。
前を向いて歩いていきます。
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東京老人さんへ (anikobe)
2010-07-23 11:27:02
そのような意図で、頂上を伐る事があるのですね。
木材については全く知識がないものですから、目の前で見つけた延びようとする命の躍動に感動しています。

杉の成長は早いのですね。
それも知らなかったです。
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オヤジな私さんへ (anikobe)
2010-07-23 11:34:04
ゲゲゲの女房を見てから活動開始の私も、やはり嵌っているのですよね。

へたり込みそうな時もあるのが、普通の人間ですが、そこでどう踏ん張るかが、もっとも大事なのですね。

前向きに生きていく、今までも、そしてこれからも・・・
お互い良い日を重ねてまいりましょう。
杉の木のパワーをもらって。
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凄い (tona)
2010-07-24 08:53:34
杉は折りに触れよく見る木ですが、こんな命の芽吹きは初めてです。
とても感動します。
また新芽の色の美しいこと、木でさえ、動物の幼子のように可愛いものですね。
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tonaさんへ (anikobe)
2010-07-24 09:18:42
おはようございます。
杉はよく目にしますよね。
でもこんな状態は初めてでしたので、tonaさんと同じような感動を覚え、思わずカメラに。
その後から、振り仰いだ空に向かう枝のない杉に、またまた感動しました。

暑い日が続きます。
十分ご自愛ください。
ありがとうございました。
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