
台風並みに発達した低気圧が、強い冬型をもたらすという予報に、中止することも頭に入れていた。
風の非常に強い日だが、雪は積もっていない。
中々空いた日の調整が取れないので、昨日、薬師寺に行くことにした。
途中雪混じりの雨となった。
駐車場に車を置いたが、とにかく風が強くて傘がさせない。
フードを頭からすっぽりかぶって、カメラをぬらさないようにだけ気をつけて中門に立った。

耳に入っていた音が、回廊を歩いていると近く、遠くしきりに聴こえてくる。

三重塔だが、裳階(もこし)の四方の軒下の風鐸が皆揺れているのだから、不思議な空間に今たっているような錯覚を覚える。

煽られ方も同一方向でないのを見ると、高い建物では、吹き当たった風が、微妙な動きをするようだ。

いや、薬師寺だけでなく、どこのお寺でも風鐸を軒下の動く美しい飾りとしては見てきたし、興味も持ってカメラに納めてきた。
「風鐸の音を聴いて走る」というブログ友の竜馬16さんの記事を読んだとき、あれほど風鐸が好きなのに、その音を聴いていない自分に気が付いて、よほど風に縁のないときにお参りしているのだなぁと愕然としたことがある。
しかし、昨日は悪天候の中をお参りしたご褒美に、風鐸の歌を聴くことが出来て感動した。
雨が降っているので、カメラは、回廊と中門からしか使えず、風に舞うような四方の風鐸をとることが出来なかったのが、心残りである。

大変な天候の時にお出かけになられたのですね。
そのご褒美でしょうね。風鐸の音色が聞けてよかったですね。
私も法輪寺の境内で、風鐸の妙なる音色を聞くのが好きです。
寒くて雨にもかかったせいでしょうか、今日は発熱。
明日はどうしても出なければならない録音編集の会議があるので、それが済み次第病院に行って来ます。
残念ながら聞いたことがありません。
きっと重い音なのでしょうね。
機会があれば一度は聞いてみたいです。
薬師寺のお坊さんの説明を聞いたことがあります。
時には落語を聴いているようで楽しかったですが、いまでも同じでしょうか。
その後、大講堂で、お坊さんの話がありました。
確かに、落語を聴いているような面白みの中にちゃんと信仰のお話を組み込んで、最後にはお写経の薦めでした。
般若心経の一部も誰にでも分かるように話してくれました。
私は勿論聴いたことがありません。
どんな音色なのでしょう。
私たちが遠くから訪れようとするときは、お天気が良くて穏やかな日を選びますから、これは絶対に聴くことは適いませんね。
写真で本当に上からだんだんと揺れが少なくなっているのがよく分かります。
貴重な写真ですね。
今年も よろしくお願い致します。
薬師寺・・やはり高校の修学旅行で行ったきりですね。もう、30年以上前です・・。
風鐸の音色・・聞いた事ないです!!
聞いてみたいですね~~。
但し、そろそろ、半世紀年?前 になってしまいますが。
凡人の私は、神社仏閣 見学しても、神様 仏様に申し訳ない (-_-; です。
もっと、アチコチ に目を向けながら、じっくり 眺めなければ いけないですね (;O;)
例えば、この 風鐸 もしも、壊れたら どうやって交換するのかしら? この程度です、お恥ずかしい。
「風鐸の歌」 珍しいものが聞けて、良かったですね!
音声ボラに行って帰ってきました。
木や金属が当たる時の音なのですが、境内の伽藍のそれぞれから発するものですから、音楽になって耳に入ってきます。
風鐸だと気が付いたときは感動でした。
おそらく、これからも、こんな悪天候の時でないと聴けないでしょうね。
よくいらしてくださいました。
今年も宜しくお願いします。
近くのお寺などで、先ず風鐸を確かめておいて、少し風にきつい日に、そこに行けば、ひょっとして聴けるかもしれませんよ。
音も珍しいのですが、風鐸にもいろんな飾り金具の請ったものがあって面白いです。
明日香の岡寺には、お琴の形の風鐸があるのですよ。
のこたんへのコメントのお返事にも書きましたが。大寺のお堂や、塔の軒先に可愛い風鐸を見ることが出来ます。
一時、風鐸ばかり撮っていたことがあるのです。
思わぬ発見があります。
見上げていて動かないかなぁと願っていますと、優しい風が、音助けをしてくれるかもしれませんね。