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明日香の飛び石へ行った時から、そこに行って見たいと思っていたのが、友人の誘いで実現した。
小雨が降っていたが、歩き出した頃には、傘が必要なほどでもなく、ただ足元が濡れて滑りやすい状態なので、細い畦道になるとずいぶん気をつけて歩いた。
「飛び越え石」と呼ばれているのを、県境を越えて所からの道しるべで分かった。
古道は、現在の県境越えとかなり離れた、多分山中の道であったのだろう。
親切な道しるべがあり、やっと4度目で、下の竹藪や、木々の繁りの中から、川音が聞こえてきて目的地に着いた。

いで我が駒 早く行きこそ 真土山 待つらむ妹を 行きてはや見む 巻12-3154 飛び石越え


今はこの先が途絶えていた。
真土山、真土峠と、今は書いている。
真土山、待乳山、亦打山はすべて字が違うが同じ地のことで、弘法大師伝説からの「待て乳山」とこの地の人は、この地名を大切にしている。
上野運動公園にも「待乳の森」の碑がある。


万葉植物学者の、尾上先生を、案内する計画に便乗させてもらって、地元の方の案内で行ってきました。
快晴の続いた後でないと、滑りますので岩を飛び越えるのが危ないです。
私たちも和歌山側から眺めただけで、飛び越えなかったのです。
古のままといった場所です。
おすすめです。
もう行って来られて、アップされてたんですね。
私は子供のころ行って、あまり覚えてないので、アジサイのころ出かけたのですが、道に迷って見れませんでした。
写真で拝見すると、なんかいい雰囲気。
出かけてこなければ。
tonaさんへのお返事にも書きましたように、地図を辿って歌碑巡りをしたいなぁと思います。
季節のいいときの楽しみがまた増えてきました。
有り難うございました。
歌碑巡りをしたく思いました。
まさしくそこには、古代が息づいているような場所だったからです。
親切な標識は現在の地元の人の万葉の道しるべとして、うまく古の世界に導いてくれたありがたさがあります。
日並びが良くて、今日も、退職者の会の社会見学で、天理方面に出かけていました。
先ほど帰ったばかりです。
多分、奈良見学の後、当地にお着きの事と思います。
橋のなかった古は、このような飛び石が大和にはまだあるかもしれませんね。
出かけていまして、遅くなってしまいました。
更新のインストールが、何故かなかなか進まず、とりあえず今日の記事をUPするところまでこぎつけました。
お返事明日いたします。
m(。`。)m
所在地をさがすべく、五條探検隊のHPで「古代の真土峠」を見つけました。
飛び越え石の場所もわかりましたので、また一度探検したくなりました。
http://www.ne.jp/asahi/nara/gojyo/matu.htm
実際の川にある石がいかにもと言う感じの石で、感動します。
県境のこの地で詠まれた万葉の歌がしみじみと心に響きます。
待乳山は何処かで見た覚えがあります。
万葉集を読んでいたときでしょうか。
anikobeさんが記事で紹介してくださる場所は、どこもいつか訪れてみたいと思うところばかりで、楽しみにしています。
そろそろ紅葉も始まりますね。次はどこにいっらっしゃるのか、楽しみです。
「神の渡り場」がある地元民としての誇りと広報を標識からも伺えますね。
足元に気をとられながらの散策とは思えないanikobeさんの行動力です
川の流れはものすごく変わってしまうことが多いのですが、
飛び石、もう一箇所ぐらいあるかしら?
もっと早く来たかったなぁと思いました。
万葉の歌の場合、妹は、妻であったり、恋人であったりと表現しますが、この場合は、
「さあ私の駒よ、早くいっておくれ。真土山~待っているだろう妻を、早く見よう」
と解釈していますので、妻を恋う思いの入った詠だと思います。
落合なのですね。
歴史的な土地なのでしょうね。
古墳、興味があります。
またご紹介下さい。
昔の人は国境をこの石を飛び超えて行かれたのですか?
歌碑の詠、妹さんの待つところへ早く行きたいと焦る気持ちを読まれてるのですね。
落合川、私のいるところも、落合です。
ずいぶん歴史があるようです。
古墳もあちこちにあるのですよ。