夏日になって、ものすごく暑い日でしたが、これから先の梅雨になると、
外に出て行けなくなりますので、暑さに挑戦して、馬見丘陵公園へ行ってきました。
県道大和高田斑鳩線を走って、寺戸の交差点で左折したら、公園の駐車場5つのうちの一つ南駐車場が
道路の左側にあります。
何も建物はなくて駐車場だけですが、前方を見ると、カラフルなお花畑が見えました。
このお花畑に咲く花の名前は、とても欲張りのようにいくつもついています。
雛芥子(ひなげし)、
虞美人草(ぐびじんそう)、
ポピー、アマポーラ、コクリコ
一番一般的に知られているのは、ポピーですよね。
スペインでは
「アマポーラ」、
フランスでは
「コクリコ」の名で呼ばれるそうです。
アマポーラーも、コクリコも歌があるので名前は知っていましたが、それがヒナゲシの歌だとは知らなかったのです。
虞美人草は、中国の絶世の美人の名をこの花につけたのだといわれています。
が、ポピーを見ていて、虞美人草だとは思いもつかなかったのが事実です。
ポピーは西洋的なイメージの花だからかもしrません。
夏目漱石の小説に「虞美人草」があります。漱石が新しい小説の、タイトル名を決めあぐねていた
ときに、街角の花屋さんで見た「虞美人草」の名に”おっ、いい名前これにしよう”ということで
名づけた、ということらしい。
与謝野晶子の短歌に次のような詠があります。
「ああ皐月(さつき)
仏蘭西(フランス)の野は
火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)
われも雛罌粟(こくりこ)」
情熱の歌人与謝野晶子の眺めた、火の色をしたポピーと自分と、彼(鉄幹でしょうか…)を重ねて詠んだ素敵な詠だと
声に出して読んでみました。
容赦なく照り付けるヒナゲシの花咲く路を、
暑いとも思わず、行ったり来たりの公園歩きは楽しいものです。
何度も馬見丘陵公園には来ていますが、こんなに沢山のヒナゲシの花畑に、来たのは初めてでした。
梅雨に入る前で本当に良かったです。
リハビリのため1日5000歩歩きを、ノルマとして自分で決めているのですが、
今日はそのノルマが達成しました。
ヒナゲシのお蔭でした。
凄いですね
なんだかおとぎの国に迷い込んだみたい
それに種類が沢山あり見てても楽しそう
5000歩 ご自分のノルマ やはり努力されてるから足が痛いと言われてもお元気なんですね
皆さん、どのようにヒナゲシをご覧になって、作品として撮影なさったのか、きっと素晴らしい作品が生まれたのでしょうね。
公園のお花のお蔭でゆっくり歩きでも、運動ができるので、ここには時々やってきて、心の洗濯と同時に脚力づくりに励むのが楽しみです。