啓翁桜の花は、染井吉野よりもピンクの色が濃くて、花は小さいのに、華やかさを持っています。
だから生花用にこの山里で、多く育てられてお正月前くらいに、花芽の多くついた枝を出荷するそうです。
その出荷した後に自然に任せて育って、今花を咲かせているのが、春朧の桃源郷のような風景をつくりだしている花木です。
手前の染井吉野の蕾は、全く膨らんでいません。
やはり標高の高さで、開花の時期が遅いのでしょう。
残り花のお花見ですね。花木の生産をすり人も、今これらの花が多くの人に愛でられているようになるなんて、
山を開いて花の苗木を植えた時には、想像だにしなかったことだと思います。
山は一足先のお花見です。
春はここから始まるのでしょう。
近くには、もう終わったころでしょうが、福寿草の南限の自生地もあります。
啓翁桜のこのお家だけの並木道ですね。
とても贅沢な、ささやかな、並木道。
昨年より木の丈が高くなったように思いました。
国道のガードレールに沿ったように植えてある、啓翁桜は、出荷用かしら鑑賞用のおもてなし桜かしら。
今日はここまでにします。また明日・おやすみなさい。
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