「ようこそ 大滝ダム」のモニュメントが、何年か前に来た時と同じように迎えてくれています。
花の季節でもなくただ目の前に静まり返った、深い色の水面を見せてくれる、何か寂しいような湖が
広がっているだけの早春の大滝のダム湖です。
昼食時間に通ったレストランからのダム湖です。
風の強い日でしたから、何かががたがたなって、少し気味悪く思いました。
対岸には住む人の家はありません。
車で行ける所まで、湖畔に下りて行きました。
対岸の施設です。
対岸までのダム湖の橋を、以前来た時は、渡ったように思いのですが、今回はその橋の所に行くまでの所で
通行禁止の標識だ立ててありました。
このモザイクは龍を表しているように見えます。
堰堤の手前の、塵止めのロープが、湖面を渡る強い風で、弧を描いています。
やっぱりこれは、龍のように見えます。きっとパンフレットでも貰ってくれば、説明がるのでしょうが、
誰もいないこの場所が、寂しくて早く帰りたくなりました。
少し乗り出して手を伸ばして、先程見た浮ロープを撮ってから、ダム湖を後にしました。
早春の寂しいドライブのひと時でした。
くねくねとして・・竜神様は水の神ですから・・水にちなんで作られたと思います(とん伝説)
このダムの底には、かつて住んでいた人家もあったでしょうし、神社もありましたね。
ねんごろなお別れをしたでしょうが、その気持ちが、この龍として、ダムサイトに表されていると思うと、悲しいロマンを感じます。