高取町は昔から薬の町として栄えてきている。
薬造りは勿論のこと、「全国への売薬さん」は富山の売薬さんのように有名だったとのことである。
薬資料館には、薬の歴史的な資料が沢山展示してあるが、この日は夢創館が休日なので蔵の資料館も閉館だった。
土佐街道の落ち着いた街並み、マンホールを見るとついカメラを向ける。
薬の町らしく道路には、薬草の陶板(材料は何かしら)が、適当な間隔を置いて埋め込まれている。4枚しか撮っていないが、もっと沢山の薬草があり、その薬効も書いてあるので、興味のある人はこの画像ばかり集めても面白いと思う。
薬屋さんの玄関先で、昔の売薬さん案山子が迎えてくれる。
売薬さんはこのようにして、決まったお得意さんを定期的に回って、置き薬の使ったのを調べ補填していく。
私の小さい頃も、売薬さんが年に何回か来ていた記憶がある。
方々の土地を回っているので、変わった話を聴くのが楽しみだった。
左の紙風船は、売薬さんがお土産に持って来てくれるもので、この紙風船を貰うのも子供の頃お楽しみだった。
近鉄壺阪山駅前から土佐街道筋にかけて、約200体の案山子が出迎えてくれると、スタンプラリーのパンフレットに書いてあった。
私は何体の案山子と出会ってきただろう。(今日はここまで)
実に良くできています、これらの方と終日つい会っていたら幸せでしょうね。