カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

夕暮れ四景

2015年08月24日 | ★ 日々の呟き

 

  

台風が沖縄方面にある、今日の夕暮は、こんなに美しくなかった。

画像ファイルのどこかに、暫く見られないくらいの夕暮があったように覚えていたので、ごそごそと探し出した。

 

  

なぜこの日の夕暮が綺麗だったのか、印象に残っていたのかというと、

西の空だけでなく家を覆う空全体が焼けていたのだ。

 

  

裏の出口から田圃を見ると、よく育った稲の間の水溜まりさえ、夕焼けを映していた。

 

 

南の山の連なりの上の雲も、いいころ合いに焼けている。

明日からは2~3日雨の予報が出ているので、その前に、降ってもいつかまたこんな夕焼けがあるのだよと、自分に言い聞かせるような気持ちで、雨の憂鬱を今夜から吹き飛ばしておこう。

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窓辺の朝顔で今朝も元気

2015年08月23日 | 季節の花

 

 

 

夏の初めごろ、今年はもう朝顔の種まきはしないのかと、思っていた。

近くの家の朝顔が咲き始めた頃、気まぐれか、計画的か、ともかくいくつも並んだプランタに、せっせと種まきをしていた。

膝を悪くしてからは、花の手入れには一切手を出さないと決めていたので、黙って見守っているだけだった。

 

  

ことさら暑かったこの夏だけど、朝夕の水遣りは毎日欠かさずにしていたので、朝顔もさぞその水が嬉しかったに違いない。

近くの家の塀にびっしりと蔓を伸ばした琉球朝顔は、今とても元気がけれど、日本朝顔は最近葉を黄色くして元気がなくなっている。

しかし

 

 

ぐっと遅蒔きだった息子の朝顔は1輪咲き始めてからは、毎朝数輪の花を咲かせている。

私の部屋の北側の窓の下に植えているのが、どんどん蔓を伸ばして軒下まで届いている。

北側だから大体昼過ぎでもまだ花は萎まないで「朝・昼顔」だと言わんばかりに窓の外の風に吹かれている。 

 

  

私の朝の楽しみは、起きてすぐに北側の窓を開けて、外の空気を部屋に取り込む時、

この朝顔たちに「おはよう」の挨拶をすることだ。花を見ていると、

その元気さが伝わってきて、「さぁ・今日も元気に過ごさなきゃ!」と思う。

 

 

  

ここから下の画像は、部屋の中からの朝顔で、朝1番に窓を開けると、網戸を通してこんな風に朝顔の後ろ姿と接することになる。

 

 

 

  

網戸越しに、今朝はどんな色の花が咲いているかしらと、眺めるのも楽しい。

 

  

元気なのは花ばかりでなく、葉もみんなシャキッとしていて威勢が良い。

上の方の葉が黄色味を帯びてくると、そろそろ花の時期は終わりだと思うのだが、今のところ元気だ。

私はそんな元気をもらって1日が始まる。

昨夜、洗濯物を干していてふと気が付いたのだが、コオロギが美しい声で鳴き始めている。ほかの秋の虫が一斉に鳴く頃には、コオロギの独唱も消されてしまうのだが、今はコオロギの独り舞台のようで、どんなに暑い日が来ようとも、自然界はすでに秋の気配を届けてくれているのだ。

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明日香 夢市茶屋でティータイム

2015年08月22日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 明日香石舞台古墳下の、緑の大広場を見下ろしながら、ゆっくりとお茶タイムをする。

お昼時だと待ち時間があるのだが、ちょうど夕刻に近い時刻だたので、歩いてきた疲れを癒すのにはもってこいの空席だった。

涼しいルームからの緑の広場は、そろそろ秋の気配を感じるような緑の絨毯を敷いたような広場となり目を癒してくれる。 

 

 

全て木をふんだんに使っている建物は、落ち着いた気分に浸らせてくれる。

大きな和紙の提燈風の照明が、訪れる人への優しい温もりを感じさせてくれるのが好きである。

中央のメインテーブルの上には、秋の草花がさりげなく活けてある。

久しぶりのお出掛けの最後の時間としては、この明日香の夢市茶屋で、いい時間を与えてもらえた。

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キバナコスモス

2015年08月21日 | 季節の花

 

 

コスモスの花の咲く一足先に、藤原の宮跡の道路を隔てた 所で、遠目には黄色というよりは朱色の花の咲く一角がある。

桜並木の木蔭に囲まれて、夏の終わりごろから初秋にかけて可愛い花を咲かせる。 

 

エノコログサや、穂を出し始めたススキと共生しながら、咲いているのを見ながら車の多い通りから撮ってあるいた。 

 

 

 

醍醐池の方まで行けば、花の傍に行けるのだろうけれど、膝が気になって段差のある坂を下りて行けなかった。

 

 

 

この辺り一面にキバナコスモスがずっと向こうまで咲いている。

樹木の並びの後ろに少し姿を見せているのは、耳成山だ。

 

 

  

花畑の中ほどは、ススキや、エノコログサの生えているのは見らえないけれど、端の方の土手の下は、雑草が飛び込みやすいのだろう。

お花畑の縁取りだと思ってみれば、季節の花の仲間入りもいいものだ。

 

 

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藤原宮跡の蓮花 パート2

2015年08月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

 「まだ見ごろが続いている」とのブログ友さんの情報を得て、昨日の午後雨の上がったわずかな間に、橿原市の藤原宮跡へ出掛けた。

あの灼熱の頃には、とても出かけられなかったが、昨日は曇り空で気温も秋らしく藤原の宮跡の散策にはいい気候といえた。

 

 

蓮の花を見るなら朝のうちにと言われているが、それは花の盛りを過ぎた今では、華やかな開花の花は少ないけれど、

落ち着いた中振りの開花の花が多くみられた。

花蓮の様々な姿を見ることができるのも今だと思う。

蕾もこれから咲く時期を待っているかのようだし、咲き終えた蜂巣が季節の移りを見せてくれる。

 

 

畝傍山と朱色の柱列の前に広がる蓮花を眺めていると、あんなに暑い夏を元気に過ごしてきた花の強さに感動する。

感動と共に、大きく育った蓮の葉の緑に安らぎを覚える。 

 

 

柱列を背伸びしながら見ているような、花蓮の色の優しさにも慰められる。

 

 

今朝ほどまで降っていた雨が、葉の中央に集まって、初秋の涼しさを見せてくれた日だった。

昨日の歩数計は、久しぶりに5000を超していた。

家で動いているだけだったら大抵3000以下だったので、やはり外に出る機会を持つことは、無理をせず自然に動いている自分が嬉しい。

8月19日撮影

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