カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

雨のち晴れの合間 

2016年10月17日 | 

 

 

夜のうちの土砂降りが、まだ今日もお昼ごろまで残るとの予報でした。

7時ごろには、奈良県にも竜巻注意報が一時出ていたののですから、雷が鳴ったら大変だと、テレビも付けないで、

ラジオに雷のノイズが入らないかと、ドキドキしていました。 

  

朝食を済ませて離れから出たら、なんと西の方の空には青い美しい色あいが見えるのです。

すぐにカメラを持ちだして四方の山を見ました。

 

真西も、すっかり晴れています。

 

 

ところが南に向いた庭の方に出ますと、厚い雲の向こうに太陽の存在はあるのですが、この家も

雲の中に入っているようです。

 

 

裏の農道も端は雲隠れです。

 

 

南は全く見えません。

私のカメラのレンズも曇ってしまいましたので、慌てて拭きました。

 

  

レンズを拭ってふと見上げた金木犀からいい香りが降って来るようです。

よく見ますと蕾の金木犀が、2度咲きの蕾です。

金木犀は気象条件によって2度咲きするのは、最近そう珍しくなくなっているようですが、

好きな香りを再び庭に満ちるのがとても嬉しくなりました。

 

まだ開花していませんが、沢山の蕾が付いています。

今度こそ黄色の花盛りの写真を撮って置かねばと思っています。

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だんじりと出会った太田地区

2016年10月16日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

10月15日撮影

高田市へ所用で出かけた帰りのことです。

山麓線へと続く道路の、葛城市辺りに入った道路の、両側に赤い幟旗がはためいていました。

「太田」と染め抜いた旗を見て、太田地区の秋の村祭りだと分かりました。

窓を開けると笛や太鼓音頭をとるマイクの声の聴こえてきました。

田圃道からこちらの道路に上がってくるようなので、安全なところを探して車を停めて待ちました。

大勢のカメラマンが写真を撮っていました。下の道路から上の自動車道に出る時、坂道であることと、直角にだんじりを回さなければならないので、興味があり周り切る間で見ていました。

国道は暫くの間だんじり優先で、両方向とも通行を止めていましたので、丁寧に見ることができました。

偶然通り合わせてだんじり見物ができラッキーでしたし、楽しい気分になりました。

どんな神社のお祭りなのか興味に駆られて、帰ってから調べたのをコピーしました。

海津神社
わだつみ
    
鎮座地 奈良県葛城市岩橋字太田方602
ご祭神 海積豊玉彦命
  
  
 旧村社。太田集落の東端に鎮座し、太田の氏神ながら、隣接した新庄地区久保の人達の信仰も厚い。

  創祀は明らかでないが明治二十六年の「神社明細帳」に「明治元年旧称竜王社ヲ改メテ豊玉神社と号ス」とあるから古来、竜王社として崇敬されていたことになる。   
   
 本殿は素木の春日造一間社で屋根は、銅板葺。
  祭神の豊玉彦命は「日本書紀」神代以下の彦火火出見命に「女豊玉姫を以て妻せまつる」とある海神。
  『古事記』では火遠理命が綿津見神の宮に行き「その女豊玉ヒ売を婚せまつりき」とある海神で『日本書紀』一書にはこの海神を豊玉彦命としている。 
 竜王とは仏法守護の神で、印度原住民の蛇神信仰から生れた架空の動物を竜という。
 水中に住み、空中も自由に馳せ雲を呼んで雨を降らせる魔力があると信じられたので、水神・海神として農耕神として信仰された。特に密教では雨を降らせる本尊とされたが、明治の廃仏毀釈で、社名はもとより神名も改められた。因みに高田市の竜王宮が西面しているのに対し当社は東面しているから古来、姉妹の宮といわれたという。
  例祭は六月三十日の夏祭と十月五日の秋祭である。夏祭は、小麦をねって塩につけ、人身の匂いのするボロソを御膳に供する習慣であるが、原始信仰の人身御供の名残として現代人の生活の中に生きる例である。旧磐城村史に「毎年一度必ず妙令の処女の生供を為さずは五穀実らず田野山林大いに荒れに損じたりと言ふ。」と記されている。 

 

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藤原京遺跡の柱列と秋桜

2016年10月15日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

藤原京は、飛鳥時代の都城です。

日本史上で最初の条坊制を布いた本格的な唐風都城で、その遺構の発掘は現代も続いています。

平城京に遷都されるまでの日本の首都とされた、その宮跡の発掘され、埋め戻された跡に赤い柱列が並んでいます。

秋桜を見つめるファインダーの中には入らない、飛鳥時代の宮殿を見つけます。

花を撮ることの楽しみは、古代の都人の暮らしや、歴史の書物、短歌に描かれた世界を、

秋桜の中に思い描き想像を駆使して、自分だけの楽しみに

浸ることのできる楽しみを持つことができます。

おまけ 10月15日 今夜の月です。

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秋桜と雲の流れ 藤原宮跡

2016年10月14日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

10月12日の10時半から11時半ごろまで、藤原宮跡で撮影しました。 

 

爽やかな秋風が空を、貴人の衣服の裳裾のように、雲を遊ばせていた1時間ばかりの楽しいひと時です。

耳成山と秋桜 

 

多くのカメラマンで賑わっています。

天の香久山と秋桜畑 

 

天の香久山と秋桜

浮かぶ雲、流れる雲

真上の空は真っ青です。 

 

リズミカルな雲の動きが藤原宮跡の上空で、秋の音楽を奏でているようです。 

流れる雲がどんどん変わっていくのが、澄んだ空気の証のようです。

 

秋桜と雲の語らいは続きます。

 

動きのある面白い形の雲を、追っていますと、あれまぁ!カメラが傾いてしまいました。

 

 

巨大燕の形をした雲

 

風が吹いていたのかしら、それとも先日の強い風の名残かしら

 

 

 

1時間余りの間に、移り変わる空の雲を見つめていると、秋いっぱいの秋桜畑を、私はいつか膝の痛さも忘れて

動き回れることの幸せを、いつまでも持ちたいと願わずにはいられません。

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沖縄の海風を載せて

2016年10月13日 | ★ 日々の呟き

 

 

沖縄のお土産を送って頂きました。

上の鮮やかな色合いの、ミンサー織りのランチョンマットとコースターです。

真っ青な青い海と、沖縄の風を運んできてくれました。 

 

 

「八重山ミンサー」は素材が木綿、組織が平織り、生産地が石垣市と竹富町とする織物です。

最大の特徴は、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」

という想いが込められているとのことです。

ランチョンマットは、この美しい青色を、ランチの時だけでなく、部屋の中に置きたくて、テレビの台の上に置いてみました。

そこには沖縄の海風を感じることができます。

はっとするよう青色の中に白い絣の模様が二つ並んでいます。

「いつの世までも末永く」

沖縄の人が昔から大切にして、今では伝統産業になっている、ミンサー織りの持つメッセージを、

ありがたく頂戴しました。

 

 

もう一つ送ってくださったのは、タペストリーです。

藍の濃淡ぼかしの上品さに惹かれました。

障子と襖に囲まれた部屋の、どこに掛けようかと随分迷いましたが、

玄関に入ってすぐ目に入るドアに掛けて見ました。

落ち着いた色合いは和室に合います。

 

 

 

玄関の電気を消して、縁側の電気を点けると、ガラスの部分が透けて不思議な玄関の空間が出来上がります。

 

 

型染めでしょうね。

藍色の濃淡ぼかしを大きく写してみました。

ここにも沖縄の風が吹いている様で、50年近く住み慣れた部屋が少し変わったようで、楽しくなりました。

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