Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

秋の一日~アサヒビール大山崎山荘美術館・松花堂美術館・石清水八幡宮

2006年11月19日 | 
京都に引っ越された知人が案内してくださるというので、秋の一日京都南西部に出掛けた。

大山崎でバスを降りた私たちは車に乗せていただき、まずアサヒビール大山崎山荘美術館へ。

土壁と木に囲まれた部屋が大好きだけれど住むならマンションが便利でいいなと常日頃思っている私だが、大山崎山荘のような、おしゃれな洋館も捨てがたい魅力があると思った。

お金がいっぱいあったら、あんな重厚な家具が似合う、しゃれた家がほしいなぁ‥(もちろんバリアフリーで、ペアガラスの窓、電動シャッターが必要。重いドアはだめだから、Vレールの引き戸にして‥。メイドが2人ほどいたらいいだろうなぁ。)と夢を見ないではない。

松花堂美術館では、百人一首展が開催中で、北海道の「板かるた」も展示されていた。それは、数ヶ月前に訪れた、利尻島の資料館で見たものとよく似ていた。

きれいに整備された松花堂庭園では、キッコウチクという竹を初めて見た。

昼食は松花堂弁当。

江戸の世、田の字形の農家の種子入れを小物入れとして愛用したのが、石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗だと伝えられているらしい。そして、昭和、その箱の寸法などに手を加えて、吉兆の創業者・湯木貞一が料理を収め、松花堂弁当として世に広めたという。

さすが吉兆、どれもはんなりとした味だった。

その後、訪れた石清水八幡宮は、小雨の中、七五三の子どもたちがたくさん詣でていた。残念ながら、本殿はちょうど改修中で、シートにしっかりと囲まれていたが‥。

エジソンが電球のフィラメントに八幡市の竹を使ったということを今回の旅で初めて知った。エジソンは八幡市の竹をどうして知り、どういうルートで手に入れたのだろう‥。

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