Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

手紙

2008年05月21日 | 雑文
昨年、沖縄の西表島で出会った、Nさんから今日手紙が届いた。

Nさんというのは、西表の民宿で会い、イダの浜へ一緒に行った若い女性。(共に一人旅だった)

あの時、これからどんな風に生きていこうかと彼女はかなり深く思い悩んでいる様子だった。

砂浜に座り、海を見ながら自分を語る彼女に対して、気の利いたことも言えず、ただ聞いてあげただけだった。
帰ってから写真を焼き増しをして、手紙を添えて送ってあげた。

その後も、Nさんのことは「今頃はどうしてるだろう‥」と思っていただけに、届いた手紙の内容がとても気になり、急いで開封した。

旅での出会いがとても嬉しかったこと、今は親元を離れて下宿して、元気に生きていること等々書いてあった。
ああ、よかった。


人生を長く生きてきた分、若い人を励ますことが少しだけできるようになったのかもしれない。
「極めたいところもないなぁ」とか「向上心のかけらもないわ」と、自分のことを見ている私なのだが。
私のお喋りや駄文で「元気をもらった」とか「慰められた」とか言ってもらうとちょっと照れてしまう。

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