先日、友人二人と一緒に奈良へ行き、「興福寺創建1300年 国宝特別公開2010 五重塔初層・東金堂後堂」を見てきました。



興福寺の五重塔はいつも仰ぎ見ていますが、初層の内部を見るのは初めてでした。
「今日は、初めて五重塔の中の四方仏を拝んで来たわ。」と母に話すと、「何十年か前は五重塔に自由に入って上に昇れたと記憶しているんだけど…。」と言っていました。

東金堂は薬師如来像を本尊とし、国宝の四天王像・十二神将像が安置されています。
東金堂が平安時代に全焼した際に、自ら躍り出て、唯一残ったという言い伝えから「踊り大将」と呼ばれる「正了知大将像」が、今回50年ぶりに後堂に戻ってきました。
(いつもは国宝館に安置されているそうです。)
武装しているのに裸足という珍しい仏像です。
興福寺のスタッフの若い女の子が、「正了知大将像」の説明をしてくれました。
「後堂に戻ってきたのは50年ぶりです。」という説明を聞いた女性が、スタッフの子に次のように話しているのが聞こえました。
「次はいつ後堂でお会いできるかしら。また50年後だったら、私はあの世だわ。あなたはおばあちゃんね!」
http://www.kohfukuji.com/には興福寺のことが詳しく載っています。
五重塔は光明皇后の発願によって730年に建立され、現在の建物は1426年頃に建てられました。古式を守る純和風の建築は、規模も形式も創建時代の姿を伝えるきわめて貴重なものです。
東金堂は聖武天皇が726年に建立し、現在の建物は1415年に再建されました。通常立ち入ることのできない後堂の公開にくわえ、およそ50年ぶりに後堂に還座した正了知大将像を特別に公開します。
【開扉場所】五重塔初層・東金堂後堂・東金堂
【日 時】10月9日(土)~11月23日(火・祝) ※会期中無休
9時~17時(券売受付は8時50分~16時30分)
※金・土・日・祝日は9時~18時(券売受付は8時50分~17時30分)
【拝観料】3か所共通券 ※国宝館は含まれません。
一般 1,000円 中高生 700円 小学生 300円
(http://www.kohfukuji.com/event/detail.cgi?event_seq=00000010より引用)




興福寺の五重塔はいつも仰ぎ見ていますが、初層の内部を見るのは初めてでした。
「今日は、初めて五重塔の中の四方仏を拝んで来たわ。」と母に話すと、「何十年か前は五重塔に自由に入って上に昇れたと記憶しているんだけど…。」と言っていました。

東金堂は薬師如来像を本尊とし、国宝の四天王像・十二神将像が安置されています。
東金堂が平安時代に全焼した際に、自ら躍り出て、唯一残ったという言い伝えから「踊り大将」と呼ばれる「正了知大将像」が、今回50年ぶりに後堂に戻ってきました。
(いつもは国宝館に安置されているそうです。)
武装しているのに裸足という珍しい仏像です。
興福寺のスタッフの若い女の子が、「正了知大将像」の説明をしてくれました。
「後堂に戻ってきたのは50年ぶりです。」という説明を聞いた女性が、スタッフの子に次のように話しているのが聞こえました。
「次はいつ後堂でお会いできるかしら。また50年後だったら、私はあの世だわ。あなたはおばあちゃんね!」
http://www.kohfukuji.com/には興福寺のことが詳しく載っています。
五重塔は光明皇后の発願によって730年に建立され、現在の建物は1426年頃に建てられました。古式を守る純和風の建築は、規模も形式も創建時代の姿を伝えるきわめて貴重なものです。
東金堂は聖武天皇が726年に建立し、現在の建物は1415年に再建されました。通常立ち入ることのできない後堂の公開にくわえ、およそ50年ぶりに後堂に還座した正了知大将像を特別に公開します。
【開扉場所】五重塔初層・東金堂後堂・東金堂
【日 時】10月9日(土)~11月23日(火・祝) ※会期中無休
9時~17時(券売受付は8時50分~16時30分)
※金・土・日・祝日は9時~18時(券売受付は8時50分~17時30分)
【拝観料】3か所共通券 ※国宝館は含まれません。
一般 1,000円 中高生 700円 小学生 300円
(http://www.kohfukuji.com/event/detail.cgi?event_seq=00000010より引用)