帯と鶴
2021年12月06日 | 母
母の帯です。
袋帯から作り替えたようです。
衝立の上に掛けてみました。
右端の帯の上にある赤い布は、母の鏡台に掛けてあったカバーです。
この日本刺繍は母が若い頃に作ったものです。
鏡台そのものが処分されたのは私が中学生の頃だったでしょうか。
その時の母は、この掛け布だけは捨てられなかったようですね。
空高く飛ぶこの鶴の姿が美しくて、私も捨てる気になりません。
裏の布地はかなり弱っています。
どうしたらこの鶴が活かせるかなぁと思案しています。