Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

旅立ちアレンジ

2008年11月21日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い
図書館で借りた『旅立ちのデザインノート』の中に「私の終末医療に関する要望書」というページがあった。

死ぬことが生きることと同じくらい、或いはそれ以上に難しそうだとしみじみ感じるのは、身内(祖父母や伯父伯母、両親)の老いを目の当たりにするときだろうか。

母が、お友達から教えてもらったという「終末医療に関する要望書」を自筆で準備しているのを知ったのは数年前のことだった。



この度、私も自筆署名押印して「終末医療に関する要望書」を作った。
臓器提供の意思カードとともに置いてある。







                     私の終末医療に関する要望書


この宣言書は、私の傷病が不治であり、私自身が意思表明できなくなった場合に備えて、意識も清明で、精神も健全な状態の時に書いたものです。


私の家族、お医者様、看護士さん、その他私の医療に携わっているすべての方々に要望します。


* 私の傷病が、現在の医学では不治の状態で、回復が見込めないと判断された場合には、痛みの破和以外の延命治療はしないで下さい。また、死期を延ばす事になるための延命措置は止めてください。

* 苦痛を和らげるための処置は最大限に実施してください。そのために副作用等で死期が早くなったとしても悔いはありません。

*私がいわゆる植物人間の状態に陥った時は、一切の生命維持の措置を取りやめてください。


今、私のために努力してくださっているすべての方々に、とても感謝しています。皆様方の努力に反することになるかもしれませんが、私なりに学び、考えて決めたことなので、もし家族の誰かが反対いたしましても、私の要望を尊重してください。お願いします。


                    年      月      日


住所 〒



本人の自筆署名                        印
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« babyの靴下 | トップ | 五峰山光明寺(ごぶさんこう... »
最新の画像もっと見る