Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

「知っていること」と「知らないこと」

2008年06月09日 | 言葉・文字・書籍
5月の初め

「『三和土』をどう読むか知っている?」と聞かれた時、私は「たたき」と読んだ。
「君は『たたき』って読めるんだ!」
「そう、どうしてだわからないけど、読めるのよ。」と私。


5月の下旬

「宮沢賢治記念館」で、賢治の原稿をみていると、「苹果」という単語があった。その横に「りんご」とルビがある。
「へぇ、これは『りんご』と読むのかぁ。」…「りんご」は「林檎」しか知らない私には、新鮮だった。

言葉を獲得するのは若い時がいい。
自然と染み込んだ、若いときの知識は一生ものだと思う。

今、折角こうやって覚えたつもりの「苹果」も、きっと数ヵ月後には私の記憶からは遠のいているだろう。
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