迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

考へるノ秋。

2024-10-18 21:45:00 | 浮世見聞記
今日もいまだ湿度を含んだ暑さの殘るのが氣に喰はぬが、秋から冬、そして年末を見て、少しづつ支度をはじめる。



何もしないでゐても、時間は過ぎていくのである。

今年の夏をいかに乗り切るか、なんて考へてゐたのが、何だかんだと乗り越えて、いまは今年の殘り二ヶ月について考へてゐる。


夕方に散歩で通った山の上の公園の径が、うっすらと霧がかかってゐるやうに見えた。



まぁ私の日々はこんな眺めのやうなものだとつひ笑ふが、しかしだから、“考へる”と云ふことが樂しみとなり得たのだらう。







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