忘日、散歩でたまに通る商店街で、毎度シャッターが下りてゐるリサイクルショップが珍しく開いてゐたので覗いてみたら、稽古に丁度よい舞の扇が、ほぼ未使用にもかかはらず、わずか數百圓で出てゐたので、入手した。見世の主(あるじ)は傳統藝能の知識が無いため値段の付け方も見當がつかなかった、と云ひ、かうした扇の賣れたことに驚いてゐた。「これほど状態の良い物がこの値段とは嬉しいですね」、と話すと、主は「また入荷し . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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