池上本門寺の御會式──日蓮さんの七四三遠忌に出掛ける。 池上驛前から参道を經て本門寺まで、纏と、萬灯と、コンコンチキと、ドンドンツクと、ピーヒャラヒャラの海、海、海。講中の規模によってその勢ひにも違ひのあるのが、見物してゐて面白い。私は自分自身のみを信仰する者だが、こんなに賑やかならばホトケの云ふ事も聞いてみやうか、と云った氣にならなくもない。帰り道、萬灯練供養に参加してゐたらしい纏半被を着た若い . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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