バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

ママとチュッ?!

2006年11月16日 | 日々の出来事
療育に通ってる子ども達の中に時々先生にキスする(しようとする)コがいる。
先生だけじゃなくて、関心のあるお友達にキスしようしたり。
今日は男の子同士でキスしていて、みんなで笑っちゃったけど...。

きっと家でママとチュッってやってるんだろーね。それ自体は微笑ましいことだと思う。
でも、私はバンビとはキスしてない、っていうか敢えてしないようにしてる。

キスは単に親愛の気持ちを表現する手段なんだろうけど、やっぱりTPOってある。
今はまだ先生にチューしようとしても笑って済まされるかもしれないけど、男のコがそういうことして許されるのはせいぜい幼稚園のうちだよね、きっと。

ママにはしてもいいけどよその人にはしないとか、男同士でするのはヘンだとか、女の子にいきなりそういうことをするとイヤがられるとか(実は将来的にこれがいちばん心配)、普通の(って言葉は抵抗あるが)子どもならその辺のことは自分でも何となく感じるようになるだろうし、そうじゃなくても教えればわかるんだろう。

でも、バンビのような子にそれを説明して理解させるのはちょっと難しい気がする。だから初めからそういう習慣は身に付けさせないようにしてきた。
私が寝顔にそっとチュッ!ってすることはもちろんあるけど。

それにこーいう集団の中で子ども同士キスなんかしたら、風邪とか病気もろもろすぐうつりそうだし、やっぱりあんまり良くないんじゃないかなぁという気がする。
実際先生もそういうことを心配して、”キスはしません”ってやめさせてるしね。
母子分離だからそういうことをママ達は知らないままなんだろうけど...。
コメント (11)
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今日の療育

2006年11月16日 | 成長記録
今日はセンターで月2回のOT。最初にやったのは先生が示した絵カードと同じ野菜(のおもちゃ)をロープを引っ張ってカゴから取り出すという課題。
前にも書いたけど、バンビは”出し入れ熱中症”(似たようなものがたくさん入ってるものを見ると出したり入れたりに熱中する)なので、絵カードと同じものを選ぶよりとにかく一度全部出して並べたがって、ちゃんと理解できているのかどうかがいまいちよくわからない...。

次はその野菜(2分割されていて、マジックテープでくっついている)をおもちゃの包丁でカットして鍋に入れ、さらにお玉ですくってお皿に移し、それをカレーパンマンに食べさせるという課題。

バンビは日ごろ首をすくめるというか肩が上がりがちなせいか、肩から肘にかけての動きが硬くてぎこちない。
包丁も脇を閉めて上から降ろす動きができず、上から突き刺すようにして(脇が開いてしまう)切ろうとするので恐い。(本物だったらおなかに突き刺さってるよー。)
先生の話によると、まだ”指の分離”もできていないので、手のひらの本来包丁を押すべきところ(母指球?の下)で押せてないらしい。
でも、野菜を左手でちゃんと押さえたり、切れ目の角度に合わせて包丁を当てることはできているのだそうだ。

午後は操作の時間。これは15分なので、母子分離で行った。
色や形の弁別ができるようになってきて、ビー玉は丸い穴の開いた缶に、おはじきは細長い穴の開いた缶にちゃんと指で押し込むことができていたようだ。

今日改めて思ったこと。
センターだといろんなことをやってくれるんだけど、”バンビくんは今○○はできる、○○はできない”ってことを知らされるだけみたいな気がする。それ以上突っ込んで相談する時間があんまりない。(先生にもよるけど)
これが幼児グループだと、”バンビくんは○○ができないけど、それはこういう理由で、できるようになるためにはこういう風にした方がいいかも。”ってアドバイスくれたり、”こういう風にやってみようか?”って提案してくれたりする。

親の中に”気づき”が生まれる。これってすごく大事なんじゃないかなぁ。
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