テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

京都にて・その3/ちょっぴり復活。

2007-06-04 23:29:39 | 若冲展
 ふう、です。
 休憩して、体調もやや持ち直したようです。
 では、ゆっくりゆっくり、出かけてみましょう。

「どこいくのでスか、ネーさ?」

 相国寺さんですよ。
 《若冲展》をやっているお寺へ、まずは。

「まだにゅーかん、できるのでスか? まにあう?」

 無理でしょうね。
 でも、どんな所なのか、知っておきたいし、
 京都の町を少しでも見てみたいしね。
 幸い、地下鉄の駅はすぐそこ。
 行ってみましょう。


 ……というわけで、どうにかこうにか、
 やってまいりましたよ。
 あれに見ゆるは、
 臨済宗相国寺派大本山相国寺総門!

「むう。ながいなまえ、なのでスね」

 本当はもっと長いのですが。
 さあ、門を潜って……お? あそこに、
 展覧会の係員さんらしきおにいさんがいます。
 あの~伺いたいんですけど?

「ネーさが、ねほりはほり、のあいだ、
 テディちゃは、ちょっとかんさつ……
 わあ、ひろいおてらでス。
 りっぱな、おどうが、いくつもありまスよ。
 いけには、はす。
 もりのように、ぶっとい、きがね、いっぱいなの…
 これが、きょうとのおてら、なのでスねえ……
 
 あ~、ネーさとおにいさんの、
 おはなしがおわったようでスよ?」

 テディちゃ、いろいろ情報を仕入れたわ。
 明朝の混雑予想とか、
 開館予定時刻や
 何時に並べばいいか、とか。
 よぉし、明日は頑張って早起きしなくちゃ!

「ふぅー、ネーさはやるきのようでスけれど。
 だいじょぶ、なのでしョか。
 
 あしたにつづく! のでス!」
 
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京都にて・その2/ブレーキ、とは。

2007-06-04 23:00:20 | 若冲展
 …はい。
 そうです、あらかじめ白状しておきましょう。
 私はへなちょこです。
 小心者です。
 健康優良児ではないのです。

「ネーさたらねェ、ぐあい、わるくなったのでスよ」

 面目もありません。
 ホテルに辿り着いたのはいいのですが、その前後、
 どうにも体調が優れず……。
 新幹線の揺れと疲れが重なったのが、
 たぶん、原因です。
 うう~、頭がすんごく痛くて、不整脈も。
 苦しいです。
 動けませんです。
 しばらくホテルのお部屋で休息です……。

「ネーさ、ネーさ、ほら、おそと。
 やまがみえるでスよ」

 ホントですね、テディちゃ。
 あちらは北西のようだから、
 高雄の山々でしょうか。
 いいなあ、あっちには高山寺があるんだわ。
 明恵上人さまのお寺にも行きたいのにね。

「けっこうとおい、みたいでスよ。
 みどりも、あんなにかすんでるもン」

 遠いねえ。
 どこでもドア、マジで欲しいわ……。
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京都にて・その1/いざ、とは思えど。

2007-06-04 22:43:02 | 若冲展
 ……ついにばらしちゃいました。
 京都へ、何しに来たのか、を。

「ばれちゃいましたでスね、ネーさ」

 相国寺さんが開催する

《開基足利義満六〇〇年忌記念 若冲展》、
  
 この展覧会を見るために、
 私たちは京都へ来たのです。

 動植糸采絵が120年ぶりに相国寺に戻り、
 釈迦三尊像と再会するとあっては、
 見逃すわけにはまいりません。
 何が何でも、行かなくては。
 んもう、絶対に。

 ……とはいえ、です。
 相国寺さんは、
 お寺さま数ある中でWEBがとても充実していまして、
 それを東京でチェックしていると、
 もう怖ろしい事態になっているらしい、と判明。
 展覧会会場の、入館までの待ち時間が
 60分とか、75分とか。
 うわー、どうしよう。
 考えただけで、めげそう……。

 でも、見たい!
 見たいじゃありませんか。

「そーだ、見ちゃえェーッ!」

 よし!
 見に行きましょう!

 そうして、私(とテディちゃ)は新幹線に乗り、
 京の都まではるばるとやって来たのでした。

 さあ、着いたぞ京都に!
 早く相国寺さんへ!
 と思ったのですが……。


 
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