テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

新種コアラは夏ばて気味。

2007-06-23 23:03:12 | 美味
 テディちゃ、見て見て♪
 新しいお菓子を発見しましたよ。

「またネーさ、ムダづかいしたでスねッ」

 今日はバタバタ忙しくて疲れちゃいました。
 ここは栄養補給しとかないと……
 コアラのマーチ新作『大草原のチーズケーキ』、
 どんなお味でしょうか。
 わくわく。

 ……う。

「? どしたのでスか、ネーさ?」

 チョコが……コアラの中のチョコが、
 気温が高いせいで、とろけちゃってる……
 冷蔵庫、いや、冷凍庫へ、
 急がなくちゃ!

「ネーさ、きっちんへ、はしっていったでスね」
 
 ふぅ、びっくりしました。
 『大草原』でなくて、
 『大氷原』のアイスケーキにすべきね。
 
 皆さまも、コアラの保管温度にはお気を付けて。
 暑ーい期間は、冷蔵庫内でたっぷり冬眠させて後、
 お召し上がりになることをお勧めいたします。


 



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河童、QEDの海を泳ぐ。

2007-06-23 20:59:17 | ブックス
 ……ふう、困りました……。

「どしたのでスか、ネーさ?」

 本日の一冊は、講談社ノベルズなのです。
 ミステリど真ん中、でございますね。
 ルール違反をしないで上手に御紹介できるでしょうか。
 
  
     ―― QED 河童伝説――
 

 著者は高田崇史さん、QEDシリーズは本作が13作目、ですね。
 今回のテーマは、題名からも判りますように、河童伝承。

 でも、申し訳ないことに、《河童》の一言で
 私が真っ先にに連想するのは……
 小川芋銭画伯。

「テディちゃ、しってる!
 かっぱちゃんの、えをかいた、ひとでスよゥ!」

 そうなの。
 読み進みつつも、頭の中では
 芋銭画伯の水妖の画と、民俗学の解釈や伝説が大激突。
 さらにその上へ地図が加わって、もうたいへん。

「ちずゥ?」

 どこそこの何々神社とか、何々市の何々祭とか、
 文中で名が挙がるのですけれど、
 それってどこだったっけ?東北?関東?と混乱しちゃって。
 
 この御本をこれから読まれる方々は、
 御手元に簡単な地図やガイドブックを
 用意されるとよいかもしれませんね。
 地理的な相関関係をイメージしやすくなりましょう。
 ストーリーがより面白く、
 また、臨場感も得られると思うのです。
 
「ちずあれば、おっけー、でスか?」

 地図と、
 遠野物語も、ぜひ。
 
 
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