テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ふたつのお味のポッキー♪

2007-11-21 22:20:11 | 美味
「わァふゥ~♪
 おやつたァいむ、でスねッ、ネーさッ」

 えーと、今シーズンの新作だと思うのよ、テディちゃ。
 グリコの『マーブルポッキー』、
 お味は《マイルド&ビター》と《抹茶ショコラ》。

 どちらも1箱に、4本×3袋。
 では!さっそくいただいちゃいましょう!

「いただくでスッ♪」

 まずは《マイルド&ビター》から。
 ……ビターというほどの苦味はありませんね。
 こころもちセミスイート、といった感覚でしょうか。
 マイルドチョコが美味しいですね。
 ほわッと甘くて、ミルクティーかココアに合いそう。

「んま♪んまッ♪」

 お次はこちら、《抹茶ショコラ》です。
 抹茶……ああ、京都を思い出します。
 京都、行きたいなあ。

「ネーさ、めをさますでス~」

 ハッ、失礼しました、
 《抹茶ショコラ》でしたね。
 お味はいかがでしょう……んむ、こちらの方が個性的、かな?
 抹茶チョコって、あたり外れがあるんですけど、
 これはあたってるかもしれません。

「おいしでスよッ、
 おちゃのォ、おあじィ、でてるのでスゥ」

 そうね、《抹茶ショコラ》に☆☆☆、
 《マイルド&ビター》に☆☆と半分、としますか。

「わきャ、みしゅらん、みたいでス!」

 小腹が空いた時にぴったりのお菓子、でした♪
 お味のチョイスはお好みで。
 
 

 
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シリアスに妖怪研究!

2007-11-21 14:03:24 | ブックス
「よッ、ようかいィ……?
 ネーさ、テディちゃ、ぱすッ、するでスゥ!」

 妖怪の御本なんですけど、怖くはありません、
 テディちゃも安心して読めますよ。
 では改めて御紹介しましょう。


     
           ―― 妖怪の理 妖怪の檻 ――


 
 著者は京極夏彦さん、’07年9月発行の作品です。
 小説作品ではなく、妖怪について考察研究している御本なんですね。
 
    妖怪という言葉について
    妖怪の成り立ちについて
    妖怪の形について
    講演録 通俗的妖怪と近代的怪異

 さらに、参考書誌一覧、妖怪年表、といった、
 妖怪ファン?には垂涎の構成になっています。

「ふァ~よかッたァ、こわいおはなしィ、ないのでスね」

 ふッふッ、どうでしょうか。
 『妖怪の形』の章に掲載されている図版には、
 ぎょッとさせられるものもありますが。

「ぴえェ~ッ!」

 この『妖怪の形』に関する京極さんの理論と展開、
 とても解りやすく、かつユニークで、
 本当に感心させられました。
 また、この章は『水木しげる作品研究序説』とでもいうべき
 趣きもあって、
 水木さんのファン、鬼太郎くんファン、
 ともに楽しく読めちゃいそうです。
 
「こわいィ~こわいィ~ッ、
 こわいのォやでスうゥ~」

 柳田民俗学、井上円了論、鳥山石燕の画業から、
 ゴジラの背景まで。
 京極さんの筆は滑らかに、
 妖怪《学》の大枠を編み上げてゆきます。
 
 ちょっと寂しいのは、
 泉鏡花作品への言及が僅かしかなかったことですが、
 京極さんはたいへんな鏡花ファンだと聞いてますから、
 深いお考えあっての結果なのでしょう。

 続巻、読みたいですね。
 もっと妖怪図像史とか知りたいなあ。
 明治~大正時代、
 おどろおどろしい挿絵を描いた画家さんたちがいましたが、
 ああいった分野は《妖怪》番外地なのでしょうか。
 京極さんなら詳しそうだわ。

「ぷるぷるッ、ぷるぷる~ッ」

 怖いもの見たさの好奇心……を人並みに持ってはいるんだけど、
 『ホラーは眠れなくなるから読まないぞ』派の御方に!
 怖くないこの御本を、
 特に!
 お奨めいたします♪
 (ほんとに怖くありませんてば!)

「きこえないふりッ、きこえないふりでスッ!」

 聞こえない振り、って、
 それは、聞こえてるってことでしょ、テディちゃ。

「きこえませんッ!
 なンにもきこえませんッ!なのでスッ」
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