美味しいパン探し？

「すッ、すごいのでスッ！
　こ、これッ、これはァッ――！」

　蜂蜜ですよ、テディちゃ、すごいでしょ。

「ネーさ、いま、テディちゃ、いおうとしてたとこだッたのにィッ」

　おほほ～、ごめんあそばせ。

「でもォ、はぴィでス♪
　はちみつ、いッぱいィ……♪♪」

　これはね、なんと！懸賞で当選しちゃったのですよ。
　『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』という、
　代官山にあるフランス菓子のお店が
　楽天市場内で開催していたプレゼント企画だったのです。
　（御礼申し上げます！ありがとうございました！）

「めでたいのでス！　うれぴのでス！」

　さて、問題は……どうやっていただきましょう、
　この蜂蜜さん？

　『ラベンダーの花からの天然はちみつ１００％』
　『アカシアの花からの天然はちみつ１００％』
　『オレンジの花からの天然はちみつ１００％』
　『１６種の花からの天然はちみつ１００％』……
　なんだか、とっても高級だわ。
　おセレブ系ね。

「おせれぶゥ～♪」

　蜂蜜のお味を最も引き立てる食べ方……イメージとしては、パンね。
　焼きたての、あつあつのパンに蜂蜜をとろ～り、と。
　そう、パンでしょう。
　パンケーキでは、ちょっと違う。
　ベルギーワッフルも、微妙に違う気がします。

「ぱン～？？　どんなぱン～？」

　ふっと頭に浮かぶのは、
　……白パン！
　『アルプスの少女ハイジ』に出てくる白パンです。
　いや、やっぱり、白パンじゃ似合わないかな？
　『ハイジ』はスイス＆ドイツの物語でした。
　でもこの蜂蜜は、南フランスはプロヴァンス産。
　南フランスでは……どんなパンが名物なんでしょうか。
　ケーキなら心当たりがあるけれど、
　パンは……よくわかりませんね。

「なんでもいいでス！
　テディちゃ、はやくたべたいでスゥッ！！」

関西スイーツを知る、この一冊♪

「おおッ、まッきゃでェ、できゃいッ！
　ざッし、でスか、ネーさ？」

　はい、そうなんですよ、テディちゃ、
　真っ赤な色が目を惹く表紙の、こちらの雑誌を本日は御紹介しましょう。



　　　　　　　　　　　――　ＳＡＶＶＹ　――


　
　『サヴィ』と読みます。２００７年１２月号です。
　京阪神エルマガジン社より発行のこの雑誌、全国展開ではありません。
　近畿地方を中心に販売されているのです。

「んじゃ、かんさいでしかァ、かえないのでスかッ？」

　いいえ、東京圏でも大きな本屋さんでは取り扱っているのです。
　ネーさは、『Ｂｏｏｋ　１ｓｔ.』さんで見つけました。

　ネーさの大好きな京都！大阪！そしてスイーツ！
　この三題が揃い踏みしてるんですから
　買わない訳には行きません！
　ソッコーでレジへ走ってしまいましたよ。

「はアァ～……」

　内容も盛り沢山で、
　甘い物好きの心は京・大阪・神戸へ飛びます。
　いいなあ……東京では食べられない美味しい物がこんなに……。
　
　雑誌のサイズが大判で
　（Ａ４ワイド……『ａｎａｎ』とほぼ同じ大きさです）、
　写真が見やすいのも良いですね。
　旅ガイドとしても使えちゃいますから、
　お買い得と言えるでしょう♪

「たび！
　テディちゃもォ、たびにィゆきたいでスゥ♪」

　関西方面の最新情報を知るには、
　『ＳＡＶＶＹ』のお姉さん誌である『Ｒｉｃｈｅｒ』（リシェ）、
　月間の『Ｋｏｂｅ　Ｗａｌｋｅｒ』
　隔週刊の『Ｋａｎｓａｉ　Ｗａｌｋｅｒ』や
　『Ｋａｎｓａｉ一週間』などもありますよ。

「えッ、そんなにたくさんッ？
　りょこうかばん、おもたくなッちゃうでスゥ～」

　そうですねえ、
　鞄に一冊だけ入れて持ってゆく、
　そのために選ぶとしたら、
　『ｄａｎｃｈｕ』（ダンチュウ）なんていかがでしょ？

「だんちゅッ？」

　現在発売中の『ｄａｎｃｈｕ』’０７年１２月号は
　メインがワイン特集。
　サブ特集がスイーツの未来、なんです！
　各地の新しいパティスリーさんの紹介、
　それに『オーボンヴュータン』『アテスウェイ』『スリール』他
　名店の名シェフの解説付きレシピも掲載されてます。
　こちらも欲しい～！

「ネーさ、めのいろ、かわッてるでス……」