テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

お酉さまの新顔さん。

2007-11-11 22:38:04 | おまつり
「ぷにゃッ?
 ネーさ、これェ、やたい、でスかァ?」

 今日は『酉の市』だったのですよ、テディちゃ。
 てくてく歩いていると、大鳥神社さまの周辺には
 幾つも屋台が出ていましたので、一軒(一台?)をパチリ。

「しもふりィ? おにくでスか?」

 そうみたい。
 驚いちゃいましたね。
 秋のお祭り(御祭禮)なので、屋台は温かい食べ物が殆どです。
 お好み焼きに、たこ焼き、大判焼きや、から揚げ、焼きそば。
 合い間に、チョコをコーティングしたバナナ、りんご飴、
 クレープ、綿菓子……。
 そういったお店の中に、突然この、
 霜降りステーキ屋さんが。

「すてェーきィ、なのでスか。ふむむゥ~」

 ワイン仕立てと書いてあるし、
 売り子のおにいさんはギャルソン風の格好ですし、
 酉の市の雰囲気からは浮きまくっていました。
 これ、新路線なのでしょうか。
 定着するのかしら?
 
「おにく、だいすきなひとォ、よろこぶのでスよ」
 
 二の酉の市でもこのお店を見かけたら、
 定着した、と認定しましょうか。

「がんばッてェ!」

 あ、それとね、
 綿菓子屋さんの店先には、
 これまた新登場のキャライラストがプリントされた袋が
 ずらりと並んでいましたよ。
 なんと!
 おしりかじり虫くんです!

「♪おしりィ、かじッてェ♪
 ♪わたあめェ、たべッちゃおうッ~♪」
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NYにて《魔法屋さん》発見す。

2007-11-11 13:38:41 | ブックス
 これはTVドラマ向けの御本だ!と
 読みながら笑ってしまいました。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ♪
 どらまッて、なァんのことでスか~?なテディちゃでスゥ」

 本日ご紹介するこちら、
 いかにもアメリカのTVでドラマに製作されそうな御話でした。
 

 
         ―― ニューヨークの魔法使い ――


 
 著者はジャンナ・スウェンドソンさん、
 原著は2005年に発行されたものです。
 副題には『㈱魔法製作所』とありますね。

 創元推理文庫からの刊行ですから、ミステリかと考えたのですが
 どちらかといえばファンタジーに近いようです。
 
 題名の通り、舞台はニューヨーク。
 テキサス出身のケイティは、この町に来て一年。
 悩みは色々あるけれど、どうにも腹が立ってしようがないのが
 上司のミミ!

「やなやつ、なのでスかァ?」

 ウルトラ級の嫌なヤツなんです!
 『プラダを着た悪魔』より悪辣!
 書類の綴りはミスする、文法も間違いだらけ! 威張りんぼ!
 毎日が地獄だわ!
 或る日、起こるべくしてことは起きました。
 ケイティの忍耐は尽きたのです。

         〈 辞めます!! 〉

「わわッ、いッちゃッたでスッ」

 幸いにも、ケイティのもとには転職の話が寄せられていました。
 あとはもう、
 ㈱MSI――実態も解らぬその会社へ突ッ走るだけ。

 入社したケイティを待っていたのは驚愕の事実!
 MSIとは……
 魔法(マジック)・呪文(スペル)&めくらまし(イリュージョン)。
 会社で働いているのは、本物の魔法使いや妖精たちだったのですから。

「まほつかいッ? わァおゥ!」

 恋あり(アメリカですねー)、
 ビジネス大出世ストーリーあり(ここもアメリカ)、
 訴訟あり(やっぱりアメリカだ……)、
 そして魔法あり、の楽しい御話です。

 ネーさの御贔屓キャラは、MSIの警備員、
 ガーゴイルのサム!
 この御本はシリーズ第一作だそうですから、
 二作目以降でのサムの活躍に期待したいですね♪

「がーごいる……
 おともだちにィ、なれるかなァ……?」

 ハリー・ポッターが好きな御方にはお奨めです。
 恋愛&お仕事ミックスTVドラマが好きな御方も、ぜひ!
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